大会:J1リーグ
カード:柏レイソル対川崎フロンターレ
スコア:1-2
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審
柏レイソルMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):対象者なし
柏レイソルTHW(ザ・ハード・ワーカー):小泉慶
守勢に回る展開の中で、積極的な守備の姿勢を崩さず。チームで唯一、ボール奪取の可能性を感じさせるプレーを見せた。
柏レイソルMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):キム・ボギョン
前半は狭いエリアで上手くプレス回避するなど好プレーを連発。しかし、後半に入るとボールロストから1失点目を献上。チーム全体の問題でもあるが、守勢に回る展開でゾーンを意識しすぎるあまりボールへの寄せが遅れる場面が増えた。
川崎フロンターレMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):大島僚太
相手が厚い守備を敷く中で、3列目から攻撃をコントロール。展開力や一瞬のスペースを見逃さない縦パスで攻撃のリズムを生んだ。
川崎フロンターレTHW(ザ・ハード・ワーカー):守田英正
積極的な守備で相手からボールを奪い同点ゴールの起点になるなど、中盤で豊富な運動量を発揮。74分に負傷交代した。
川崎フロンターレMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):家長昭博
効果的に攻撃に絡む場面が少なく、存在感を発揮できなかった。より積極的に突破やシュートを狙ってもよかった。
柏レイソル監督:下平隆宏
ボールポジションによって4-4-2と4-3-3を使い分けるプランが垣間見えたが、川崎の圧倒的なポゼッション力を前に守勢を強いられた。3センターハーフの距離感を詰め、SBとCBのギャップをカバー。中央のエリアから人を減らさない人海戦術で長い時間リードを維持することに成功した。しかし、守備に回る時間があまりに長かった。チーム全体を押し上げ、ボール保持の回復を目指すことが必要だっただろう。
川崎フロンターレ監督:鬼木達
直近の2試合と同じく相手に先行され守備を固められる展開となり、同点ゴールまではポゼッションをフィニッシュにつなげるための打開策が乏しかった。しかしショートカウンターに活路を見出して同点ゴールが生まれると、大島や中村を起点により流動的に攻撃を仕掛けられるようになった。アディショナルタイムの決勝点はともに途中出場の2人から生まれたもので、結果的に采配が的中した。
主審:上田益也
クリスティアーノや小林悠は判定に対してフラストレーションを溜めた場面もあったが、試合を通して無難に判定を下している。
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