セリエA第36節、ユベントス対ボローニャの一戦が行われ、3-1でユベントスが勝利を収めた。
7連覇に向けて負けられない戦いが続くユベントスと残留確定へ向け戦うボローニャ。先手を奪ったのは、王者ユベントスではなくボローニャだった。28分、ジャンルイジ・ブッフォンからのダニエレ・ルガーニへのパスが短くなり、ロレンツォ・クリセティグがカット。慌ててルガーニが止めに行くも、倒してしまいPKの判定に。シモーネ・ベルディがしっかりと決めきりボローニャが先制に成功する。
早々に追いつきたいユベントスだったが、粘り強いボローニャのディフェンスに苦戦。前半で追いつくことはできず、0-1とボローニャがリードを保ちハーフタイムへ。
迎えた後半、ユベントスはブレーズ・マテュイディを下げて、ドウグラス・コスタを投入。投入直後にフアン・クアドラードへのピンポイントな高速クロスを送り、期待感を高めさせる。
51分、ユベントスが試合を振り出しに戻す。フアン・クアドラードがスピードのあるアーリー・クロスを送ると、セバスティアン・ドゥ・メオがニアサイドでクリアミス。コースの変わったボールはネットに吸い込まれた。これでスコアは1-1に。同点弾から約10分後の62分、ユベントスが逆転に成功する。左サイドからドウグラス・コスタがクロスを送ると、アントニオ・ミランテの頭上を越えて、ファーサイドのサミ・ケディラへ。インサイドでダイレクトで合わせネットを揺らした。これでスコアは2-1に。
D・コスタの導入で雰囲気を変えたユベントスは69分に3点目。またもD・コスタのグラウンダーのクロスにディバラがニアで合わせ、ユベントスがスコアを3-1とする。
その後、得点が動くことはなくユベントスがボローニャを3-1で下し、セリエA7連覇へ前進した。
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