綿密に練られた戦術で、欧州でも特殊なフットボールが展開されるセリエA。他リーグで活躍していたストライカーが、セリエA加入後ぱったりと点を取れなくなってしまうことなどはよくあることだ。今回はそんなイタリアの地でブレークした才能をご紹介する。
ポール・ポグバ
所属:マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッド下部組織出身のポグバは、Aチーム昇格後わずか数試合に出場した後、ユベントスへと0円移籍。すると加入初年度から頭角を現し、ユベントスのセリエA連覇に貢献。世界屈指のMFへと成長し、当時の最高額移籍金でユナイテッドへ出戻った。
スソ
所属:ミラン
リバプールで花開かなかったスソは、アルメリアでのレンタル生活後にミランへ完全移籍。ジェノアへ半年間のレンタル生活後ミランに復帰し、不動のRSWとして活躍している。
モハメド・サラー
所属:リバプール
2014年にチェルシーへと加入したサラーだったが、思うような結果は残せずフィオレンティーナにレンタル移籍。得点力不足だったフィオレンティーナを救う活躍を見せ、評価を上げると翌年にはローマへレンタルで加入。(翌年に完全移籍)ローマのシーズン最優秀選手に選ばれるなど大成し、リバプール加入後は驚異的なペースで得点を量産している。
ゴンサロ・イグアイン
所属:ユベントス
レアル・マドリードでチーム得点王に輝くなど才能を発揮していたが、2012/2013シーズン終了後に移籍を希望。エディンソン・カバーニの後釜を探していたナポリが獲得に至った。ナポリ加入後はセリエAのシーズン得点記録を更新するなど大活躍。2016年にユベントスへとセリエAクラブ史上最高額で移籍した。
ホセ・カジェホン
所属:ナポリ
レアル・マドリード下部組織出身のカジェホンはAチームデビューを果たす前にエスパニョールへ加入。一定の結果を残したことで、マドリード復帰を果たした。その後2013年夏の移籍市場でナポリへ加入。左で作って右で仕留めるというナポリの中で、フィニッシャーとして立場を確立した。
フアン・クアドラード
所属:ユベントス
2012年にフィオレンティーナへレンタルで加入すると主力として活躍を見せる。目をつけたチェルシーが2015年に獲得。しかし、ペドロ・ロドリゲスの加入などもあり厳しいシーズンを送ることに。2015年8月にユベントスへとレンタルで加入。主力としてリーグ制覇に貢献し、完全移籍を果たした。
マルコス・アロンソ
所属:チェルシー
レアル・マドリード下部組織出身のアロンソは2010年にボルトン・ワンダーランズに加入。その後、2013年にフィオレンティーナへと移籍を果たした。2015/2016シーズンからは完全に主力として活躍。現在はチェルシーに引き抜かれ、不動の左ウィングバックとして活躍している。
ラフィーニャ
所属:インテル
バルセロナ下部組織出身のラフィーニャは2011年にトップチームデビューを果たす。しかし、ケガに苦しまされ主力に定着することは無かった。2018年冬の移籍市場でインテルにレンタルで加入。才能を発揮し、主力としてチームを引っ張っている。
ルイス・アルベルト
所属:ラツィオ
セビージャ下部組織出身のアルベルトは2013年にリバプールへ加入。しかし、花開くことはなく、スペインのクラブでレンタル生活。しかし、2016年にラツィオへ加入すると徐々に才能の片りんを見せ始める。今ではチームに欠かせない主力へと成長した。
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