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日本時間の昨朝に行われたチャンピオンズリーグ準決勝の結果、合計スコア4-3でバイエルン・ミュンヘンを下し、3年連続の決勝進出を決めたレアル・マドリード。前人未到のCL3連覇を狙う同クラブだが、3日にスペイン『マルカ』が決勝までに改善すべき5つの点を挙げている。
1.試合を支配できていなかった
マドリードは2ndレグを本拠地で戦ったのにもかかわらず、バイエルンに60%もボールを支配されていた。トニ・クロースやルカ・モドリッチが試合をコントロールすることができていなかったことで、マドリードはカウンター攻撃をするタイミングばかりうかがっていた。
2.試合開始直後の集中力の欠如
準決勝のバイエルン戦だけではなく、準々決勝でのユベントス戦でも試合開始直後に失点をしている。決勝で同じことをしてしまうと優勝は遠のいてしまうだろう。
3.クリスティアーノ・ロナウドの復調
同選手は対バイエルン戦で結局1ゴールも挙げることができなかった。バイエルンのGKウルライヒが防いでいたということもあるが、いずれにせよ優勝にはC・ロナウドの爆発が不可欠だろう。
4.守備の脆さ
バイエルン戦の2ndレグではカジミーロがベンチスタートとなったが、これによりバイエルンのMFハメス・ロドリゲスに自由なスペースを与えてしまっていた。カジミーロがいないことでMFとDFの間に脆さが生じてしまう。
5.勝って兜の緒を締めよ
準々決勝にせよ、準決勝にせよ、いずれもアドバンテージを過信していた。そして、引いてばかりでカウンターのチャンスばかりうかがっていた。結局、チャンスはほとんど相手のミスによるものだった。
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