チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでレアル・マドリードと対戦したバイエルン・ミュンヘンに負傷者が続出している。28日、ドイツ紙『キッカー』が報じた。
CL準決勝1stレグで1-2とホームで痛い敗戦を喫したバイエルン。この試合では、膝の故障を抱えているMFアルトゥーロ・ビダルや中足の骨折で調整中のGKマヌエル・ノイアー、足首の負傷で離脱中のMFキングスレイ・コマン、恥骨の打撲でMFコランタン・トリッソ、大腿筋を負傷したDFダビド・アラバが欠場。万全の状態でマドリード戦に挑めなかった。
しかし、バイエルンはさらに負傷者を抱えることになった。まず、レアル戦の試合中に負傷したFWアリエン・ロッベンとDFジェローム・ボアテング。ボアテングに関しては約6週間の離脱と報じられており、今シーズンバイエルンのユニフォームを再び着るのは厳しいとされている。
一方、ロッベンについては日本時間22日に行われるフランクフルト戦の出場を見合わせ、レアル戦での復帰の可能性もあるようだが、指揮官のユップ・ハインケス監督は「彼については比較的いい感じだ。ただ筋肉なのか、神経なのか、そのあたりの判断は難しいところではある」と起用に関して未だ不透明であることを明言した。
さらに、レアル戦で頭部を打撲したMFハビ・マルティネスは土曜日、軽めの調整を予定。レアル戦には復帰する見通しだがフランクフルト戦はベンチ外となっている。
また、大腿筋を負傷したアラバだがレアル戦での復帰は厳しいようだ。同紙によると、大腿筋の負傷から回復を果たしてはいるが、ハインケス監督は「レアル戦までにできれば3回のトレーニングを行わせておきたい」との考えを示しているため、万全な状態ではない同選手の起用は見送られる見込みだ。
フランクフルト戦をベンチ入りしているが足首に打撲を負っているMFトーマス・ミュラー。同じく軽い打撲抱えフィットネスルームで調整したMFハメス・ロドリゲスは回復経過を見ながらの起用判断となるようだ。
しかし、恥骨の打撲で1stレグ出場出来なかったトリッソは22日に行われたフランクフルト戦で先発出場。レアル戦でも起用が予想される。
注目の2ndレグは日本時間5月2日3時45分からキックオフ。果たしてレアル戦までに何人の選手がピッチに立てるのだろうか。
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