ニューカッスル・ユナイテッドのラファエル・ベニテス監督が元教え子のスティーブン・ジェラード氏のレンジャーズ監督就任を後押しした。27日、英紙『テレグラフ』が報じた。
リバプールのレジェンドである元イングランド代表MFジェラード氏は現在リバプールのU-18チームを指導しているが、スコットランドの強豪レンジャーズの監督就任に近づいているとされる。
これについてかつてジェラード氏を指導したベニテス監督は「彼がサッカーを知っている選手、あるいは指導者であるかと問われれば、答えはイエスだ。偉大な監督になるポテンシャルを持っていると思うよ」とコメントしている。
「彼はよくサッカーを理解している。異なる監督たち、外国人と英国人の下でプレーし様々なビジョンを見てきたことは重要だ」
またベニテス監督は「選手としてのキャリアを終えて、すぐに監督として成功できるトップクラスの選手は多くない」とし、ユースチームを指導した経験がジェラード氏の役に立つだろうとも述べている。
「彼は将来リバプールの監督になりたいだろうけど、今この(レンジャーズでの)チャンスが訪れたことで異なる場所で学習し、監督として何が問題かを理解することができる。彼にとってポジティブな経験になるはずだ」
イングランドで一時代を築いた偉大な選手が監督としても成功を収められるのか、注目が集まる。
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