かつてバイエルンやマンチェスター・ユナイテッド、オランダ代表などで指揮官を務めていたルイ・ファン・ハール氏は来季から監督業を再開する可能性が高いようだ。27日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。
ファン・ハール氏はかつて1994/1995シーズンにアヤックスでチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたほか、バルセロナではラ・リーガ2連覇、バイエルンではブンデスリーガとDFBポカールの2冠達成、そして2016年まで率いていたマンチェスター・ユナイテッドではFAカップのタイトルを手にするなど約30年間に及ぶ監督キャリアで数多くのタイトルを手にしている。また同氏は2016年のユナイテッド指揮官解任後はフリーとなっていた。
そのファン・ハール氏は母国オランダのテレビ番組に出演した際に「私は絶対に断ることのできないオファーを受け取っている。現段階ではこれ以上のことを言うことはできない。もし7,8月に入っても仕事が無ければ(監督業を)引退するだろう」と語っており、来季からどこかのクラブで指揮を執る考えを持っていることを示している。
なお、先週末にアーセナルはアーセン・ベンゲル監督の退任を発表しており後任人事に着手しているものとみられるが、どうやらアーセナルファンの間では早くもファン・ハール氏就任の可能性を指摘する声が出ているようだ。果たして同氏に対して断れないオファーを提示したクラブはどこなのだろうか。
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