海外日本人選手

スペインと日本と自分自身と。鈴木大輔のホントのこと 第2回

ヒムナスティック・タラゴナ

ヒムナスティック・タラゴナのサポーターたち 写真提供:鈴木大輔Instagram

FT:スペインは州によってかなり「色」があると思います。タラゴナはカタルーニャ州ですよね。僕の愛するベティスはアンダルシア州のクラブですが、そのあたりの違いはありますか?

鈴木:全然違うと思いますよ。アウェイでいろんなところに行くので分かるんですけど、アンダルシアの熱はやっぱりすごいです。

FT:やっぱりそうなんですね。

鈴木:スペイン人に言わせると、カタルーニャ州の人の方がちょっとクール。それでも自分からしたら結構熱いですよ。スタジアムでは汚い言葉が飛んでたりとか。みんな立ち上がって文句言うし。

アンダルシアのチームだと、試合のあと街歩けないとかよく聞きますけどね。だから日本人は北の方が活躍しやすいって話もあるじゃないですか。

FT:清武弘嗣選手がセビージャで出場機会に恵まれなかった原因のひとつに、そういった気質の違いもあるのかもしれません。

鈴木:なんとなくの感覚ですけど、やっぱりその北の方の選手と気があったりしますから。アンダルシアの方の選手は、いわゆるラテン。しゃべるのも早くて。北の方の選手の方が、日本人寄りなのかもしれないですね。

FT:バスク地方とかってことですか。

鈴木:そうですそうです。

FT:そのあたりも、乾貴士選手が活躍するひとつの要素としてあるかもしれませんね。

鈴木:無きにしもあらず、じゃないですかね。乾君は実力がありますからね。海外での経験もすでに長かったと思いますし。

≪明日に続きます≫

鈴木大輔

1990年1月29日生まれ。石川県金沢市出身。ヒムナスティック・タラゴナ所属。仲良しスポーツ少年団、テイヘンズFCジュニアユース、星稜高等学校を経て、2008年にアルビレックス新潟に入団。2013年には柏レイソルに完全移籍。そして2016年に現在のヒムナスティック・タラゴナに完全移籍した。
U‐15から各年代の日本代表に選出され、2012年のロンドンオリンピックでは全6試合に先発フル出場し、44年ぶりとなるベスト4進出に貢献。国際Aマッチでも2試合に出場している。

Twitter:@wanpaku_bozu

Instagram:@4daisuke4

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