スペインはカタルーニャ州のタラゴナに本拠地を置く、ヒムナスティック・タラゴナ。ここでプレーする鈴木大輔選手にインタビューを行いました。スペインと日本のそれぞれでプレーされた鈴木選手に、両国の違い、チームのことや土地柄のこと、日本代表のことについて語っていただきました。
ひとつひとつの質問に対して、じっくり考えながら自分の言葉で答えてくださった鈴木選手の、示唆に富んだお話を全3回に分けてお送りいたします。本日はその第1回目です。インタビューの担当はフットボール・トライブの土屋です。
鈴木大輔 写真提供:鈴木大輔Instagram
フットボール・トライブ（以下FT）：本日はよろしくお願いします。
鈴木大輔選手（以下鈴木）：よろしくお願いします。
FT：鈴木選手の各媒体でのインタビューや連載を拝読しています。
鈴木：ありがとうございます。
FT：その中で教育面に言及されていることがありました。スペインの教育ですとか教え方の日本との違いを、身を持って経験されていると思うのですが、日本との違い、教え方ですとかフットボールへの向き合い方でも、何かありますか？
鈴木：その、たぶん学校教育ですとか、親から受ける教育だとかっていうところじゃないですかね。やっぱり。
FT：サッカー以外の教育。なるほど。
鈴木：はい、大枠でいうと、そういう教育とかが違うと思いますね。そこが根本的に違うので、それがサッカーに出ているんじゃないかと。それこそ自分が感じているところでいうと、状況判断。やっぱり、常に自分に自信もってやれるっていう。
それによって判断が出来たりだとか。たぶん技術的にもメンタル的にも、サッカーが強いっていうところに関わってきているんじゃないかなって思います。
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