元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシがアーセン・ベンゲル監督の退任を受け、自身のSNSを通じてアーセナルのサポーターや同監督へメッセージを送っているようだ。22日、イギリスメディア『メトロ』がこれを伝えている。
アーセナルは日本時間20日晩にベンゲル監督の今夏退任を発表しているが、これまで現在アーセナルでプレーしているドイツ代表MFメスト・エジル、マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェス、さらにはアレックス・ファーガソン元マンチェスター・ユナイテッド監督やジョゼ・モウリーニョ現ユナイテッド監督などイングランドのフットボール界から数多くの賛辞をはじめとするコメントが寄せられている。そしてかつて同クラブに2004年夏から8シーズン在籍し、点取り屋としてゴールを量産してきたファン・ペルシもファンに向けてメッセージを送っているようだ。
そのメッセージの内容だが、はじめに22シーズンに渡って手掛けてきたベンゲル監督の偉業に触れており「1996年にベンゲル監督がアーセナルに来るまで“退屈なアーセナル”と呼ばれていたことを忘れている。彼はクラブを成功に導いただけでなく、ファンを魅了するフットボールを展開した。クラブの文化全体を変えたのだ」と語っている。
次に同選手がアーセナル在籍時の指揮官との関係について「アーセンと初めて会った時、僕に対して彼自身が必要と考えているだけのチャンスを与えてくれた。僕はよく試合中にミスを犯したが、彼は僕をサポートし続けてくれたおかげで僕はミスから学ぶようになったし、時には何時間も僕と話に付き合ってくれた。そして少しずつ僕が前進するのを手助けしてくれたよ」と当時の思い出を振り返っている。
そして最後にファン・ペルシは「僕をこれまでずっと信頼してくれてありがとう。あなたはとても特別な人間であり、(僕にとって)一番の監督だ」と感謝の言葉を綴っている。アーセナルで公式戦通算280試合に出場し、132ゴールを挙げた同選手にとっても、ベンゲル監督はやはり自身のフットボーラーとしてのキャリアに大きな影響を与えた人物であるようだ。
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