プレミアリーグ アーセナル

ベンゲル今夏退任を受け、アーセナル主力選手が“最大限の賛辞”

 アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは日本時間昨日に今夏でのクラブ指揮官退任の発表後、アーセン・ベンゲル監督へ最大限の賛辞を送っているようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 エジルは2013年夏にレアル・マドリードからアーセナルに加入すると、クラブの中心選手として指揮官から厚い信頼を寄せられており、今年2月には2021年までの契約延長にサインしていた。同選手はアーセナル加入の経緯について「僕がここにやって来た主な理由は彼(ベンゲル監督)の存在だった。僕は彼から説得を受けたし、彼のもとでプレーしてきたことに誇りを持っている」と語っており、ベンゲル監督の存在の大きさを口にしている。

 またエジルは同監督の性格にも触れており「彼は本当に正直な人間であり、誰もがリスペクトする人間だ。確固たる個性を備えており、誰もが彼のもとでプレーしたいと思っているよ」というコメントを残しており、ベンゲル監督のもとでプレーできたことに対する喜びを改めて感じているようだ。

 なお、エジルは今年2月の契約延長合意まで去就が不透明であると周囲から騒がれていたものの、本人は一切アーセナルを離れようと思わなかったこともあわせて告白しており、いかに同選手に与えたベンゲル監督の影響が大きかったのかを物語っている。