セリエA ユベントス

ユベントス、降格圏に沈むクロトーネ相手にまさかの引き分け

 日本時間19日に行われたセリエA第33節、クロトーネ対ユベントスの試合は1-1の引き分けに終わった。

 ベンチメンバーを数人出場させてこの試合に挑んだユベントス。一方のクロトーネは残留に向けて負けられない一戦だ。

 最初にゴールネットを揺らしたのはアウェイのユーベ。16分、左サイドで仕掛けたドウグラス・コスタが早いクロスをあげると、ニアサイドに後ろから飛び込んできたアレックス・サンドロが頭で合わせて幸先よく先制に成功する。

 4-5-1のゾーンブロックを敷いて低めに守るクロトーネはカウンターからチャンスを作る。2度左サイドからのクロスでユベントスゴールに迫るも得点は奪えない。

 シュートの少ない前半を終え試合は後半へ。

 徐々にペースを掴むクロトーネがついにユベントスディフェンスを破る。65分、左サイドからのクロスをファーで折り返し、そのこぼれ球をシメオン・エンワンクォが豪快なオーバーヘッドでゴールネットを揺らした。

 すぐにフアン・クアドラードをを投入して攻勢を強めるユーベ。ブレーズ・マテュイディとゴンサロ・イグアインが立て続けにゴールに迫るも、アレックス・コルダスのスーパーセーブに阻まれる。

 その後も攻め続けるユーベだったが、最後までクロトーネディフェンスを崩すことができず、1-1の引き分けで試合を終えた。

 次節クロトーネはウディネーゼと、ユベントスはナポリと対戦する。