パリ・サンジェルマンを率いるウナイ・エメリ監督は、もう既に来季からレアル・ソシエダを指揮する可能性があるようだ。17日にフランス『フットメルカート』が報じた。
2016年にPSGは、それまで国内4連覇に導いたもののチャンピオンズリーグの舞台で結果を残せていなかったローラン・ブラン監督を解任した。そして悲願のCL制覇を達成するために、その後任としてセビージャをヨーロッパリーグ3連覇に導いていたウナイ・エメリ監督を抜擢した。
ただ、同監督は昨季はCLでバルセロナ相手に歴史に残る大逆転負けを喫するだけでなく、リーグ・アンでの優勝が事実上義務付けられている中でモナコに譲ってしまった。今季はリーグタイトルこそ奪還したものの、CLではレアル・マドリードを相手に歯が立たなかった。
この2年間の成績から、PSGの首脳陣はエメリ監督との契約を延長する意思は持っていないと見られており、来季からは新体制になると考えられている。そんな中、同監督は次のように話し、今季限りで退任する事をほのめかすとともに次に率いるであろうクラブについても話した。
「クラブにとってベストな選択はどうなのか、輝き続けるにはどういう選択をしなければならないのかという事を考えなければならない。PSGは私がいようがいまいがしっかりとしたビジョンを持っている」
「(就任が噂されている)レアル・ソシエダかい?もちろん、私にとってとても思い入れのあるクラブだ。10年間も過ごしたのだからね。私の意思と将来が一致するかどうかはわからないが、ソシエダはいつも私を喜ばせてくれる」
来季に向けてのPSGの動き、そしてウナイ・エメリ監督の将来に注目が集まる。
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