西野朗監督 写真提供:Getty Images
12日に行われた記者会見に登壇した西野朗監督。
今回のバヒド・ハリルホジッチ監督の解任を受けて、技術委員長としての立場から何が一番問題だったのか聞かれ、はっきりとした回答は避けたものの、コミュニケーションの問題を匂わせた。
「選手に対して役割を厳しく要求していました。これは指導者として当然のことです。しかしハリルホジッチ監督非常に高いレベルで要求していた。そこに選手たちがついていけないというギャップがありました。選手が追いつこうとしても要求に答えられないという状況はありました。バランスよく機能していたかというと、（監督と選手の間に）わずかな差はあったのではないかと思います」
また、監督就任を田嶋幸三会長から打診された時「戸惑いがあった」と正直な胸の内を吐露する場面もあった。
「先月末に打診されました。私としてはハリルホジッチ監督をサポートしていく気持ちでいっぱいで、これから2ヶ月でどう劇的に変えていくかと考えていました。この大会で責任を、という技術委員長という立場で強く責任を感じていましたし、そういう中で（田嶋会長に）英断をしてもらって、最後、自分の中で責任をしっかりこの大会で（とる）というところを持つまでは、この要請に関しては戸惑いを持っていました」
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