チェルシーのオーナーであるロシア人実業家のロマン・アブラモビッチ氏は、ある理由からアントニオ・コンテ監督の早期退任を避けたいようだ。3日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。
昨シーズン、初挑戦となるプレミアリーグで見事にチェルシーを優勝へ導いたコンテ監督。ただ、今季は十分に勝ち点を積み重ねることができておらず、現在は来季のチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に沈んでいる。先日の対トッテナム戦に逆転負けを喫した影響もあり、4位のトッテナムとの勝ち点差が8に広がってしまい、来季のCL出場が危うくなってきている。
そんな中、オーナーのアブラモビッチ氏はコンテ監督が今季途中にチームを去ることは何とかして避けたいようだ。それは、昨年優勝後に結んだ契約により、もし仮に途中で退任した場合は950万ポンド(約14億円)を支払わなければならないことになっていることに加え、退任後最大で1年間は給与を支払い続けなければならないということが理由のようだ。
コンテ監督の公認候補としては元バルセロナ指揮官のルイス・エンリケ氏、元ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル氏、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の4人が挙がっているという。
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