マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、プレミアリーグで首位を快走するマンチェスター・シティと同じペースで勝ち点を稼ぐことは「実質的に不可能」だと語った。31日の英『BBC』が報じている。
31日にFWロメロ・ルカクとFWアレクシス・サンチェスのゴールでスウォンジーを2-0で下したユナイテッドは、31試合を終えて勝ち点を68に伸ばした。
それでも首位のシティとは16ポイントの差があることについて、モウリーニョ監督は「他のリーグなら我々は優勝を争っているだろう」と語っている。
実際にユナイテッドはアレックス・ファーガソン監督最後のシーズンだった2012/13シーズン以来、最高の順位でリーグ戦をフィニッシュしようとしている。また31試合終了時の勝ち点68は昨季のトッテナムと全く同じペースであり、当時トッテナムは首位チェルシーとは勝ち点7差だった。
スウォンジー戦後、モウリーニョ監督はリーグの成績とFAカップでの準決勝進出を挙げ、今季のチームの改善を強調した。
「今年は2位でフィニッシュし、昨季より勝ち点を10増やして得点は多く、失点は少なくしたい。それでも実質的についていくのが不可能なチームがある」
「ポジティブなシーズンを送っているし、まだFAカップも残っている。そちらで存在感を示すために戦っていく」
来週7日にエティハド・スタジアムで行われるマンチェスターダービーに敗れれば、シティのリーグ優勝が決定することになる。リーグではここ数年を上回る成績を残しながら、UEFAチャンピオンズリーグでの敗退もあり度々批判にさらされているモウリーニョ監督は、ライバルの優勝を阻止できるのだろうか。
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