アイスランドの外交官は、今年ロシアで開催されるワールドカップへの参加を見送る事を発表した。27日にイギリス『ザ・サン』が伝えた。
先日、イギリスのソールズベリー市内の‘ショッピングセンターにて毒物による中毒で元スパイのロシア人、セルゲイ・スクリパル氏が意識不明の重体で倒れていたという事件が発生した。イギリスはこれをロシアの仕業と発表し、そしてイギリスのテリーザ・メイ首相は王室関係者および政府関係者は1人もロシアW杯には参加しない事を発表した。
欧州予選を勝ち抜き、見事W杯出場の切符を初めて獲得し、2016年にフランスで行われた欧州選手権の時の様な旋風を起こすことが期待されているアイスランドもこの流れに乗ったようだ。同国政府は次のように、W杯に政府関係者は誰も参加しない予定である事を発表した。
「アイスランドは、先日イギリスで起きた事件を受けて、一時的にロシアと外交的対話を行わない事を決定した。したがって、我が国の政府関係者は誰もW杯には参加しない予定である」
アイスランドに続き、スウェーデンやデンマークも同様にボイコットするのではないかと見られている。
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