リーグ・アン プレミアリーグ

PSG、今夏に本気でコンテ監督の引抜きへ。エメリ監督の解任は既定路線か

 パリ・サンジェルマンは、来季からは現在チェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督に指揮してもらいたいと考えているようだ。26日にイギリス『ザ・ガーディアン』が報じた。

 チャンピオンズリーグ優勝を本気で目指しているPSGは、2016年にそれまでリーグ・アンで3連覇を達成していたもののCLでベスト8どまりであったローラン・ブラン監督を解任し、代わりにセビージャでヨーロッパリーグ3連覇を達成したウナイ・エメリ監督を招聘した。

 ただ、PSGの夢は今季も達成することはできなかった。昨季は“最低条件”であるリーグ・アン優勝も逃していることから、同クラブはエメリ監督との契約を延長するとは考え難く、来シーズンからは新指揮官が率いるのではないかと見られている。

 様々な後任候補が噂されているが、PSGはアントニオ・コンテ監督を最優先ターゲットに設定したようだ。同監督は現在のチェルシーに不満を抱いており、更に新たなチャレンジを求めていることから今季限りで退任をするのではないかと言われている。そこにPSGは夏に引き抜くことができると考えているようで、年俸およそ1000万ポンド(約15億円)でオファーする予定であるという。

 PSGの新指揮官はいったい誰になるのか、夏の同クラブの動きから目が離せない。