アーセナルに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、なぜガボン代表を選択したのかという理由を明かした。21日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が伝えている。
現在28歳のオーバメヤンは、フランスのラバルという町の出身ということやお爺さんがスペインの血を引いているということもあってガボン・フランス・スペインの3重国籍である。2007年にミランのユースチームに参加するも、翌年には経験を積むためにフランスへと旅立ち、結局ミランへ戻ることはなくドルトムントへと渡った。今年からアーセナルの一員としてプレーしている同選手を国際舞台で目にする機会はあまり多くはない。というのも、U-21時代には生まれ育ったフランスの代表選手であったものの、フル代表ではガボン代表を選択したからだ。
その訳をオーバメヤンは以下のように説明し、父親の影響が大きいことを明らかにした
「選手は常に正しい選択をしなければならない。ガボン代表を選択することに迷いはなかった。僕は父親の背中を追いたかったんだ(同選手の父ピエールは元ガボン代表)。フランス代表やスペイン代表を選択するという手もあった。実際にU-21ではフランス代表としてプレーした。けれど僕の心は父親と同じ道をたどることしか望んでいなかったんだ」
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