昨夏、ミランに加入したアンドレ・シウバが加入から7ヵ月経った今、その存在価値を証明し始めている。
ミランはチャンピオンズリーグ出場権獲得の夢を叶えるために、セリエAリーグ戦で負けられない戦いを続けている。その中で、日増しに存在感を高めているのがA・シウバだ。
セリエA第28節のジェノア戦。13本のシュートを放ちながらも、先制点が遠いミランは後半68分にハカン・チャルハノールに代えて、A・シウバを投入する。しかし、中々得点が生まれず、試合は後半アディショナルタイムに突入。誰もが引き分けを確信したその時にドラマが待っていた。右サイドからスソが上げたクロスにA・シウバが反応し、ヘディングでゴールへと流し込んだ。
待望のセリエA初ゴールが貴重な決勝点となったA・シウバ。しかし、彼の勢いが止まることはなかった。
セリエA第29節のキエーボ戦。2-2で迎えた60分に再びA・シウバはピッチに降り立った。流れを掴んでいたミランだったが、得点を奪うことはできず、82分を迎える。A・シウバが再び輝きを見せた時間だ。ハカン・チャルハノールの蹴ったCKのこぼれ球はA・シウバの足下へ。冷静にゴールへ流し込み貴重な決勝ゴールとなった。
ミラン加入から7ヵ月で、ついに自身の存在価値を見せ始めたアンドレ・シウバ。ポテンシャルは誰もが認めている。ブレイクの時は近いのかもしれない。
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