W杯グループリーグ初戦まで残り3ヶ月に迫り、出場各国は強化試合に向けた代表メンバーを発表した。しかし、現在負傷に苦しんでおり、招集外となった選手が数多く存在する。そこで、今回はW杯出場に不安が残るスター選手をご紹介したい。
マヌエル・ノイアー
ドイツ代表(バイエルン・ミュンヘン)
昨年9月に左足中足骨を骨折し、現在はリハビリに専念している。復帰時期は未定なものの、ドイツ代表でGKコーチは本大会のメンバーに招集する意向を示している。
ベネディクト・ヘーベデス
ドイツ代表(ユベントス)
昨夏シャルケから期限付き移籍でユベントスに加入するも、負傷が続き出場機会はセリエA第14節のクロトーネ戦の1試合のみ。15日には右太腿内転筋を負傷し、再び戦列を離れることとなり、代表復帰は絶望的な状況だ。
フィリペ・ルイス
ブラジル代表(アトレティコ・マドリード)
15日に行われたロコモティフ・モスクワ戦で負傷。翌日、左腓骨(ひこつ)の骨折で全治6週間以上と診断された。手術を要する場合はさらに長期離脱となると見られ、W杯出場は絶望的となっている。
フアン・クアドラード
コロンビア代表(ユベントス)
グループHで日本代表と対戦するコロンビア代表の主軸も怪我に泣かされている。今年1月に鼠径(そけい)部の手術を受け、現在も長期離脱中。5月に復帰予定だが、コンディション回復は容易でないだろう。
ギルフィ・シグルズソン
アイスランド代表(エバートン)
11日に行われたブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦で膝の靭帯を負傷。復帰まで6週間から8週間を要する見込みで、W杯までにコンディションを整えられるか危惧されている状況だ。
香川真司
日本代表(ボルシア・ドルトムント)
2月10日のハンブルガー戦で負傷。復帰まで2、3週間要するとみられている。代表でのプレータイムが減少している中、欧州遠征招集メンバーから外れたことは大きな痛手だろう。本戦メンバー落選も十分に考えられる状況だ。
キングスレイ・コマン
フランス代表(バイエルン・ミュンヘン)
2月24日のヘルタ・ベルリン戦で足首を負傷。フランス紙『レキップ』によれば「少なくとも2カ月は離脱する見通しとなっており、ワールドカップ出場は危うい状況」と報道されている。
マルコ・ロイス
ドイツ代表(ボルシア・ドルトムント)
昨季のDFBポカール決勝で前十字靭帯を断裂。約9ヶ月もの離脱を強いられたが、復帰後5試合3ゴールと結果を残し、代表復帰への機運が高まっている。今回の招集メンバーからは外れたが、レーブ監督は「慎重に重圧がかからない状況で最高レベルに戻って、安定することが大切」と発言している。
ネイマール
ブラジル代表(パリ・サンジェルマン)
2月25日のオリンピック・マルセイユ戦で右足首の捻挫と第5中足骨を骨折。現在は車椅子生活を送っており、練習復帰は4月末から5月初旬となる見込み。しかし、ブラジル代表のチッチ監督は本戦の招集メンバー15名を先立って発表しており、本大会出場は間違いないとみられている。
アレクサンドル・ココリン
ロシア代表(ゼニト・サンクトペテルブルク)
開催国ロシアのエースが長期離脱を強いられた。15日のライプツィヒ戦で右膝前十字靭帯を損傷し、負傷交代。ローマで手術を受ける予定となっており、W杯を欠場する可能性が高いと報じられている。
ハリー・ケイン
イングランド代表(トッテナム・ホットスパー)
11日のボーンマス戦で右足首外側靱帯を負傷。長期離脱が懸念されたが、クラブは、来月中にトレーニングに復帰すると発表。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は「今季中に再びプレーするだろう」と語っており、W杯出場は問題ないようだ。
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