2017年シーズンのAFCチャンピオンズリーグを制覇した浦和レッズ。Jクラブが2008年のガンバ大阪以降、優勝から遠ざかっていただけに、国内は大きな盛り上がりを見せた。しかし、2018年シーズンのACLでは鹿島アントラーズを除いて、多くのクラブが苦しんでいる。今回はこれまでにJクラブがアジアの舞台で経験した最悪の敗北をご紹介する。
鹿島アントラーズ対アデレード・ユナイテッド
シーズン:2008
準々決勝に進出した鹿島に立ちはだかったのはオーストラリアのアデレード・ユナイテッド。1stレグで24本のシュートを放ちながらも、奪ったのはオウンゴールの1点のみで引き分け。セカンドレグでも1点も奪うことができず1-0で敗戦し、鹿島はトーナメントから姿を消した。
名古屋グランパス対アル・イテハド
シーズン:2009
準決勝まで駒を進めた名古屋だったが、1stレグで2-6とまさかの大敗。セカンドレグも1-2で敗れ合計スコア3-8と惨敗を喫した。この敗戦により、日本勢のACL3連覇の夢は閉ざされた。
セレッソ大阪対全北現代モータース
シーズン:2011
若手主体のチームで勢いを見せていたC大阪だったが、準々決勝で粉砕された。全北現代の容赦ないハードプレスに持ち前のパスワークも鳴りを潜め、2ndレグを1-6惨敗。キム・ボギュンは鼻の骨を折った。1stレグで勝利を収めていたが、アグリゲートスコアは5-9となり、敗退を喫している。
柏レイソル対広州恒大
シーズン:2013
準決勝まで順調に駒を進めた柏はホームでの1stレグを1-4で落としてしまう。2ndレグで巻き返したいところだったが、エウケソン、コンカ、ムリキなど強力な助っ人の前に4-0と大敗。アグリゲートスコア8-1という大差でトーナメントから姿を消した。
鹿島アントラーズ対ムアントン・ユナイテッド
シーズン:2017
グループステージで熾烈な首位争いを繰り広げることになった鹿島とムアントン。鹿島はアウェイで初の顔合わせとなったムアントンに1-2で敗れ、タイメディアは躍進を続けるムアントンを大々的に報じた。しかし、ホームでの一戦は鹿島がものにし、首位通過は譲らなかった。現コンサドーレ札幌のチャナティップ・ソングラシンの活躍が目覚ましいグループでもあった。
川崎フロンターレ対メルボルン・ビクトリー
シーズン:2018
3月13日に行われたメルボルン・ビクトリーとの一戦を落とした川崎はグループステージ敗退の危機に瀕している。前半から波状攻撃を見せるなど、再三の決定機を迎えていただけに、この1-0の敗北は大きなダメージとなった。川崎は4試合を終えてグループ最下位と苦しんでいる。
柏レイソル対傑志
シーズン:2018
14日に行われた対傑志戦で柏は痛恨の取りこぼしを犯した。前半15分にDF亀川諒史が1発レッドで退場すると、数的不利ながらもチャンスを作りながら試合を進めた。しかし、後半ロスタイムに痛恨の失点勝ち点を取りこぼした。柏はグループステージ4試合を終えて3位と、苦しい戦いを強いられている。
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