パリ・サンジェルマンは6日のレアル・マドリード戦敗北でチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦での敗退が決まった。この敗戦後、PSGのある選手が同チームに対する不満を爆発させている。7日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーは6日の試合、76分にアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに代わり出場した。同選手は試合後、『第2ドイツテレビ』のインタビューでPSGの試合の運び方を非難している。
「レアル・マドリードは冷静にプレイした。決してナーバスではなかった」
「僕たちはボールを動かしたよ。でもそれじゃ勝てない。1stレグの3-1で不利なのだからレアルをプレスする必要があった。ただパスをまわして空からチャンスが降ってくるのを待つだけじゃ駄目だったんだ」
そして、ドラクスラーはウナイ・エメリ監督の戦術を非難した。侮辱的ではないものの、かなり直接的なものだ。
「感受性がまったくなかった。理解できない。論理的でなかった」
「準々決勝進出するという目的は変わってなかったはずなんだ。何が起こったのかわからない。正直驚いているし、ちょっと怒ってもいる」
同選手の非難の対象になったのはエメリ監督やチームだけではない。昨年の超大型移籍に関しても気に入らないことがあるようだ。
「昨年の夏の移籍市場でPSGは4億ユーロ(約524億円)使った。みんなこれで大きな変化が起こると考えていたみたいだけど、まったく何にも変わっていない」
この発言は、一歩間違えばナーセル・アル=へライフィー会長への非難と取られかねない。しかし、PSGがもっと高みを狙うのであれば、来季は違った方法で”変化”を起こす必要があるのは間違いない。
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