最近3連勝を達成するまで、ローマは6試合勝ちから見放されていた。しかしウンデルの登場により、チームはセリエAで3位まで浮上している。
ウンデルはディ・フランチェスコ監督の4-2-3-1フォーメーションの中で最近3試合で4得点を決めているが、その輝きをチャンピオンズリーグでも放てるかはまだ分からない。指揮官の信頼を獲得しつつあるとはいえ、水曜日にチャンピオンズリーグベスト16のシャフタール・ドネツク戦で先発するかは不透明だ。もし彼がウクライナでプレーする機会を与えられれば、ローマファンは新たなヒーローがヨーロッパ最高の舞台でも活躍できるのかを目の当たりにするだろう。
しかしウンデルが鮮やかで知的なプレースタイルでファンを楽しませている今、クラブは次世代のアイコンを発見したように見える。彼はトッティやサラー2世ではなく、ジェンギズ・ウンデルだ。若きトルコ人選手は、その名をイタリアサッカーの歴史に刻もうとしている。
著者:Anthony Barbagallo
イタリア人サッカージャーナリスト。『Football Italia』、『90min』、『These Football Times』などに寄稿している。
Twitter:@anthonyb1996
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