プレミアリーグ チェルシー

クルトワ、マンU戦の後半にアザールを交代させたコンテの采配に疑問

 チェルシーは25日の第28節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、2-1で敗れている。同クラブのベルギー代表GKティボ・クルトワがこの試合でのアントニオ・コンテ監督の采配に疑問の声をあげている。28日、ベルギーメディア『プレイ・スポーツ』での同選手のコメントを英紙『サン』が報じた。

 チェルシーはこの敗戦で、チャンピオンズリーグの出場圏外である5位に順位を落としている。絶対に勝たなくてはいけない試合だった。

 しかし、コンテ監督は後半73分に1-1の状況で攻撃の要であるベルギー代表MFエデン・アザールをスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスと交代させた。そしてその2分後にチェルシーはイングランド代表MFジェシー・リンガードの得点で逆転を許している。

 この采配にファンやコメンテータたち、さらにはチーム内からも疑問の声があがっている。選手から指揮官への異議は確執を生みかねない。しかし、アザールと代表チームメイトでもあるクルトワは同選手が90分出場するべきだったとコメントしている。

「アザールの交代理由はまったくわからないよ。想像もしていなかった。でも監督の決断だ。彼が説明するべきだよ。彼の頭の中は覗けない」

「エデンのような選手は90分プレイするべきなんだ。彼はどんなときだって攻撃にプラスになるのだから」