ラ・リーガ レアル・マドリード

かつてベイルを教えたボラス氏がレアルのケア方法を疑問視「私の時は怪我しなかった」

 昨年まで上海上港の監督を務めていたアンドレ・ビラス・ボアス氏は、自身がトッテナムを率いていた時に現在レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルは怪我に悩まされていなかったと話した。28日にスペイン『マルカ』が伝えた。

 チェルシーやトッテナム、ゼニトといったクラブで指揮を執った経験を持っているアンドレ・ビラス・ボアス氏。同氏は昨年まで上海上港の監督を務めており、同クラブは契約延長を望んでいたもののそれを却下し、現在はフリーとなっている。そんなビラス・ボアス氏は、自身がトッテナムを指揮していた時に教え子だったベイルは今ほど怪我に悩まされていなかったと話した。

「ガレス(・ベイル)はあんなに怪我をしていなかったよ。なぜなら、我々は彼に十分な休養を与えていたからね。彼はトッテナムに欠かせない存在だったから、非常に注意してマネジメントしたよ。今、レアル・マドリードでクリスティアーノ・ロナウドが受けているようなね。彼の移籍金が高かった故に期待値も大きいから、彼は十分に休めず、そして完治していないのに戻らざるを得なくなってしまっている」

 ベイルはマドリード移籍後、度々怪我により離脱し、その度に稼働率が疑問視されている。ビラス・ボラス氏はそもそものマネジメント方法に問題があると見ているようだ。