マッシミリアーノ・ミラベッリSDがクロトーネにクトローネをレンタル移籍させようとしたが、ビンチェンツォ・モンテッラはそれを止めた。誰がこの決断が今シーズンのミランにとって最も重要な行動になると予想できただろうか?
14試合中6試合しか勝利できずに解任された現セビージャ監督のモンテッラは、勝者のメンタリティを植え付けられなかったことと、来シーズンのチャンピオンズリーグに出場するための十分な結果が得られなかったことについて強く批判されていた。しかしモンテッラは、2億ユーロ(約263億円)を移籍市場に投じたチームを勝利へ導けなかったものの、クトローネを2017/18シーズンのプランに含めたことで評価されるべきだ。
20歳のイタリア人ストライカーは、2人合計で約7000万ユーロ(92億円)を費やしたニコラ・カリニッチとアンドレ・シウバの控え、つまりセンターフォワードの3番手としてシーズンをスタートした。しかしヨーロッパリーグ予選とセリエAの序盤戦において、彼はゴールを演出するような特別な何かを示したのだ。
カリニッチとシウバは調子のいいときは素晴らしいパフォーマンスを見せる。一方のクトローネはモンテッラの下でもジェンナーロ・ガットゥーゾの下でも最も安定的かつ効果的なパフォーマンスを見せるストライカーだ。
現在までに、コモ生まれのアタッカーは出場した31試合で13得点し、クラブをけん引している。
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