26日に行われたプレミアリーグ第28節マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー。
今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、両チームの監督とレフェリーについての分析、評価をする。
マンチェスター・ユナイテッド
MOTM(最優秀選手):ロメル・ルカク
THW(ザ・ハード・ワーカー):ネマニャ・マティッチ
MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アレクシス・サンチェス
チェルシー
MOTM(最優秀選手):エンゴロ・カンテ
THW(ザ・ハード・ワーカー):ウィリアン
MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アンドレアス・クリステンセン
ユナイテッド監督:ジョゼ・モウリーニョ
犬猿の仲であるチェルシーのアントニオ・コンテ監督に競り勝った。基本的にマンパワーをベースとするチームであり、守備ではマンツーマン、攻撃では個人の感覚と即興で得点を奪うような、まるでレアル・マドリードのようなチームである。しかし、この試合で選手個人の能力を最大限引き出せていたかどうかには疑問が残る。それでもリンガードの投入には素晴らしい采配だったと言えよう。
チェルシー監督:アントニオ・コンテ
連戦の続く中で、セスク・ファブレガスではなくダニー・ドリンクウォーターを先発起用。しかしそれが当たらなかっただけでなく、ダビド・ルイスに代わって先発の座に座っているアンドレアス・クリステンセンが2度も決定的な判断ミスを犯してしまった。アザールとマルコス・アロンソのコンビネーションをベースとする左サイドで攻撃を組み立て、右サイドでモーゼスを孤立させてアシュリー・ヤングと1対1の状況を作り出す戦略は効果的だったが、不運なオフサイドをとられたことも影響し、2点目を奪うまでには至らなかった。
主審:マーティン・アトキンソン
まず触れなければいけないのは、後半のモラタのオフサイドはオンサイドであったということ。そのあとのモラタの後ろからのタックルもボールに行っていたためイエローカードは不当であると言える。それでも、ピリピリした雰囲気になりかねないこの対戦を荒れることなくさばき切ったことは評価に値する。
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