25日に行われたプレミアリーグ第28節リバプール対ウェストハムは4‐1で勝利した。この試合でウェストハムファンが掲げた弾幕が物議をかもしている。英紙『インディペンデント』が伝えた。
アウェイへ駆けつけたファンの一部が掲げた弾幕には「ブレイディ、サリバン、ゴールド、お前たちはロンドンのイーストエンドにヒトラー以上のダメージを与えた。出ていけ、出ていけ、出ていけ」
共同オーナーを務める3人の人物に対して、物議をかもしたロンドンスタジアムへの移動や移籍市場での無能さによりウェストハムファンは怒りを強めている。
イーストエンド、つまりロンドンの東側の地区は第二次世界大戦でアドルフ・ヒトラー率いるドイツ空軍のターゲットにされ、爆撃によって大きな被害を被った歴史がある。
この比較は共同オーナーの一人であるデイビッド・ゴールド氏がユダヤ人であることと無関係ではなさそうだ。
ゴールド氏は「私はユダヤ人だ。反ユダヤ主義が蔓延していることは知っているし、ひどい言葉をわたしに対して浴びせかけてくることも多々ある」と同誌に対して語ったことがあった。
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