バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは長年付き合ってきた代理人を変更した。このことにより、すでに同選手は否定していた移籍の“噂”が再燃し始めている。22日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』やスペイン紙『マルカ』など各国多数メディアが報じている。
今季国内絶不調のレアル・マドリードは来季補強のためにレバンドフスキ獲得を目指す。しばしば報道される噂だ。同選手はそのたびにそれを完全否定してきた。
しかし、レバンドフスキは10年間同選手の代理人をつとめたツェザリー・クチャルスキー氏を解任した。新しい代理人にはイスラエル人のピニ・ザハーニ氏が決まっている。当初、ミノ・ライオラ氏やジョルジュ・メンデス氏の名前も挙がっていたという。
敏腕の代理人として知られるザハーニ氏と特に関係が深いクラブはチェルシーである。そして、同氏は昨夏のブラジル代表FWネイマールのパリ・サンジェルマン移籍を助けたひとりでもある。
しかし、同選手への最大の興味を示しているのはチェルシーやPSGではなくマドリードである。もしこの代理人変更劇がレバンドフスキの移籍を後押しするものならば、獲得競争においてマドリードはライバルとくらべて一歩先にいる。
具体的な動きは今夏になるであろう。ワールドカップが開催されるためその後になる可能性もある。どちらにせよ、もしバイエルンからの移籍が現実になれば同選手の動向は移籍市場の目玉になるはずだ。
コメントランキング