ルイジ・ディ・ビアジョ監督が暫定監督に就任したものの、未だにイタリア代表監督は決まっていない。様々な名前が候補が上がるが、そこから一歩先に進んでいかないのだ。しかし、ようやくこの状況に一筋の光明が見えた。21日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
イタリア代表監督の候補には、ゼニトのロベルト・マンチーニ監督やチェルシーのアントニオ・コンテ監督など様々な名前が挙がっている。その候補者たちの一人、ナントのクラウディオ・ラニエリ監督が自身の代表監督就任の可能性について言明している。
首位争いはしてないなものの、ラニエリ監督率いるナントはリーグアンで5位と決してその調子は悪くない。そのため同監督の代表監督就任も難しいと思われていた。しかし、大方の予想とは裏腹に同監督はそのアイデアに対して極めて好意的だ。
「全てのイタリア人監督は(イタリア)代表チームを指揮したいと思うはずだ。私はナントと2年の契約があり、何の連絡も着ていない」
「だから、何とも言うことができないんだよ。でも、もし具体的な要請がきたら直ぐにでも(ナントの)会長に辞任させてもらえるように要請するよ」
歴史ある強豪を建て直すという重責のためなのだろうか。今まで監督要請になかなか頭を縦に振らなかった。しかし、この同監督の発言によりようやく具体的な可能性がでてきたことになる。
3月に予定されているイングランド代表とアルゼンチン代表との親善試合にむけてはディ・ビアジョ暫定監督の指揮が決定している。そして、候補者たちのほとんどがクラブでの監督であるため決定はもう少し先になると予想されている。
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