チェルシーは、今冬ドルトムントに貸し出したベルギー代表FWミシー・バチュアイを上手く利用して、同クラブに所属するアメリカ合衆国代表MFクリスチャン・プリシッチを獲得できないかと考えているようだ。20日にイギリス『デイリー・メール』が報じた。
若干19歳であるのにもかかわらず、ドルトムントで主力として活躍しているプリシッチ。同選手には、プレミアリーグの複数クラブから熱視線が注がれており、来夏にも移籍するのではないかと噂されている。
チェルシーもプリシッチ獲得を画策しているクラブの1つであるが、ただ同クラブには、他のクラブにはない“ある強み”があるという。それは、今冬の移籍市場で起こった、ドルトムント・チェルシー・アーセナル間での玉突き移籍によりバチュアイをレンタルで貸し出していることである。
同選手は、出場4試合で5ゴール1アシストと爆発しており、ドルトムントはもう既に完全移籍をさせることを決めていると言われている。しかし、このレンタル移籍には買取オプションが付随しておらず、同クラブはチェルシーと交渉する必要がある。これを上手く利用して、チェルシーはプリシッチを獲得できないかと考えているという。
一方、プリシッチは自身を取り巻く噂について「ドルトムントで幸せだよ」と、一貫して移籍の可能性を否定している。来夏の同選手の動向から目が離せない。
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