近年のプレミアリーグは過剰なまでに結果至上主義に傾いている。莫大な資金がリーグに投入されることで、最高であることは必ずしも重要であるわけではないことを示した。それと同時に、多数の優れた監督とプレーヤーが力をいかんなく発揮することでリーグのレベルは向上している。ほぼすべてのクラブにとっての終わりなき冒険がそこにはあるのだ。いくつかのクラブにとってそれは完璧への冒険を意味する。
ペップ・グアルディオラのマンチェスター・シティがおそらく究極の例だろう。彼らは単純に最も優れた選手たちを獲得している。さらに最高の監督を招聘し最良の下部組織を作り最も優れたサッカーをプレーしている。長期的な計画を実行しそのすべては潤沢な資金によってスムーズに進行している。彼らのその戦術には羨望のまなざしが向けられ、さらにそれだけでなく彼らは明らかにリーグのトップに立っている存在だ。
このような時、不完全な存在は目立つものだ。アーセナルには欠陥があるだろう。しかし彼らは爽やかでありかつロマンチックでもある。ライバルたちが結果とスタイルの両方を追い求める中、アーセナルは後者にのみ固執している。
昨シーズンのアーセナルに関する主な話題は彼らの適応能力の有無についてだった。3バッへのシフトが、ようやく彼らが過去から学んだことを示していた。アーセン・ベンゲルは他のトップレベルの監督のノートからアイディアを抜き取って、自身のクラブのシステムを変更し成果を上げた。彼のチームを倒すことは以前に比べれば少し難しくなったが、皆が承知のように、根本的な構造上の問題は決して解決してはいない。
ムヒタリアンとオーバメヤンの加入はクラブとしてアーセナルを再強化し、彼らが何者であるかを明確にした。彼らはボールを保持し多くのチャンスを作って、無失点で試合を終えることなど考えていない。彼らは完璧ではないしそうなりたいとも思っていないはずだ。一言でいえば、アーセナルは今プレミアリーグが欠いている存在そのものなのだ。そのためにも、彼らは受け入れられるべきである。
著者:Blair Newman
主にイタリアとスコットランドのサッカーについて執筆するフリーランスライター。英紙『ガーディアン』や『Tifo football』など寄稿。多方面に渡り活躍している。
Twitter:@TheBlairNewman
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