バルセロナに所属するブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョは、あることを理由にポルトガル国籍を取得するようだ。15日にイギリス『ザ・サン』が報じた。
今冬、最も注目を集めた話題でもあったコウチーニョのリバプールからバルセロナへの移籍。今夏に囁かれながらも実現しなかったこの移籍話は、半年後に現実となった。
そんなコウチーニョは、バルセロナを“助ける”ためにポルトガル国籍を取得するようだ。その訳は、同クラブがグレミオに所属するブラジル代表MFアルトゥールを獲得しようとしていることである。バルセロナは、今冬コウチーニョを獲得したことにより、チームに帯同させることができるEU圏外の国籍所有者の限界である3人に達した。アルトゥールはブラジル国籍であるため、もし獲得できたとしても試合に出場させることができなくなってしまう。
もし仮にコウチーニョがポルトガル国籍を取得することに成功すれば、EU圏外枠が1つ開くことになり、アルトゥール獲得に向けて動き出すことができるようになる。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーとの競合になると見られているが、果たしてバルセロナはコウチーニョの“アシスト”で“ゴール”を決めることができるのだろうか。
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