リーガ・エスパニョーラ第23節レアル・マドリード対レアル・ソシエダの試合が日本時間11日に行われた。
前節で下位に沈むレバンテ相手に引き分けと勝ちきれなかったマドリード。対するは、前節デポルティーボ戦で5-0と快勝したソシエダと対戦した。
試合は開始早々動く。左サイドでボールを受けたFWクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで侵入後クロスを上げる。これにMFルーカス・バスケスが頭で合わせ先制。
27分には追加点、DFマルセロのオーバーラップからダイレクトでグラウンダークロスを供給。中央で待っていたC・ロナが落ち着いて押し込み追加点。
さらに34分、バスケスがPA右からで中に切り込み中央のMFトニ・クロースへパス。これをクロースがダイレクトでGKの手の届かないところに蹴り込み3‐0。
37分にはモドリッチのCKからC・ロナがヘディングで合わせ4点目。攻撃陣が大爆発のマドリード。ソシエダにシュートを1本も打たせないほど圧倒し前半を終了した。
後半ソシエダもCKからマドリードゴールを脅かすもそれ以降は攻めることが出来ず、マドリードの高い位置からのプレスを攻略出来ずにいた。
しかし、時間が経つに連れソシエダがボールをキープする時間帯が増えてくる。73分には、MFミケル・オヤルサバルからのパスを受けたFWジョン・バティスタがワンタッチでPA内に抜け出しGKケイロル・ナバスとの1対1に。同選手がこれを冷静に押し込み1点を返す。
だが、マドリードはこのままでは終わらなかった。途中出場のFWガレス・ベイルのシュートをGKが弾ききれず、詰めていたC・ロナが落ち着いてゴールへ流し込んだ。このゴールでC・ロナはハットトリックを達成。今季初めてハットトリックを記録した。
ソシエダは、83分にMFアシエル・イジャラメンディがボレーで押し込み追加点も万事休す。試合は5-2でレアル・マドリードが勝利した。
マドリードは15日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメントパリ・サンジェルマン戦へ向けて5得点で快勝したが、決定的な場面で決めきれないシーンも目立った。また、守備面では大量得点の気のゆるみなのか簡単なところでマークを外され2失点。試合当日はDFダニー・カルバハルが試合に出られない事もあり不安も残る一戦になった。
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