プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド

ウェストハムがエブラ獲得を発表。約3年半ぶりのプレミア復帰でモイーズと共演へ

 ウェストハム・ユナイテッドが元フランス代表DFパトリス・エブラの獲得を7日、クラブ公式サイトで発表した。契約期間は今シーズンまでの2018年6月30日までとなっており、背番号は「27」番を背負うことが決まっている。

 エブラは、昨年11月に行われたヨーロッパリーグの対ビートリア・ギラマンエス戦で試合開始前に同選手を侮辱していたファンに対してカンフーキックをお見舞い。このことが発端で欧州サッカー連盟(UEFA)から2018年6月30日までのUEFAチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの出場禁止と1万ユーロ(約132万円)の罰金処分を言い渡されると同時に、所属していたマルセイユとの契約解除も発表された。

 所属先がウェストハムに決定した同選手は公式サイトのコメントで「ハマーになれて、またプレミアリーグに戻ってくることが出来て本当に嬉しい。ここでの試合が大好きなんだ。ウェストハムの会長、マネージャー、そしてチームメートは私を気持ちよく歓迎してくれた。本当に感謝している」とようやく決まった所属先へ感謝の言葉を述べていた。

 注目なのがマンチェスター・ユナイテッド時代に短い期間ながら共に戦ったデイビッド・モイーズ監督との共演だ。ここ4試合勝利がなく、リーグ12位のウェストハムを残留に導けるのか注目が集まる。