マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチの自伝映画が製作されると、米誌『バラエティ』が報じた。
北欧の有名プロデューサーであるマティアス・ノールボリ氏が、2011年に出版されたイブラヒモビッチの自伝『I AM ZLATAN』に基づいた映画を企画しているという。脚本は同自伝本の共著者であるダビド・ラーゲルクランツ氏が担当する。
映画ではスウェーデンのマルメで過ごした厳しい少年時代の生活から、アヤックス、そしてユベントスへとステップアップしていく過程が描かれる予定だ。
ノールボリ氏は「ズラタンは信じられない運命を背負っていた。90%以上の若者が非行に走るゲットーで育ち、すべてを自分の力で成し遂げたんだ」と元スウェーデン代表スターの波乱万丈の半生について語っている。
映画の予算は500万ユーロ(約7億円)で、マルメのほかアムステルダムやトリノでも撮影が行われるという。イブラヒモビッチ自身も、プロデューサーまたはエグゼクティブ・プロデューサーとして制作に関わるとされている。
現時点ではまだ脚本が完成していない段階だが、早くも世界中のファンから注目を集めることは間違いなさそうだ。
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