パリ・サンジェルマンは、今季終了後にレアル・マドリードに所属するフランス人FWカリム・ベンゼマの獲得しようと考えているようだ。30日にイギリス『ザ・サン』が報じた。
2009年にリヨンからレアル・マドリードへと移籍したベンゼマは、これまで同クラブで公式戦388試合に出場し、187ゴール107アシストを記録している。2013年以降は、ウェールズ代表FWガレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと共に強力な攻撃陣『BBC』の一角として同クラブを牽引してきた。ただ、今季に限って言えば、リーガ・エスパニョーラで僅か2ゴールにとどまっており、例年に比べて物足りないパフォーマンスが続いている。
そんな同選手を、PSGが来夏に獲得しようと考えているようだ。現在、PSGではウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとブラジル代表FWネイマールの確執が度々報じられており、今季終了後のカバーニの退団も囁かれている。もしも同選手が退団した場合、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長がかねてより希望しているベンゼマの獲得に乗り出すという。
ただ、同選手の契約解除金は2億5000万ユーロ(約336億円)に設定されていることや、カバーニがPSGのファンに愛されていることが障害になるのではないか、と見られている。来夏の移籍市場での両選手やPSGの動向に注目が集まる。
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