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フランス、正式にゴールライン・テクノロジー提供企業との解約を発表。2月初旬に再び導入へ

 フランス・プロサッカーリーグ機構(LFP)は、ゴールライン・テクノロジーを提供しているドイツのGoalControl社との契約を解除することを決定した。24日にフランス『レキップ』が報じた。

 2014年にブラジルで開催されたワールドカップで採用されたこともあり、2015年からフランスサッカーにゴールライン・テクノロジーを提供しているGoalControl社。ゴールライン・テクノロジーは、勝敗を大きく左右するゴールの判定を機械的に判定することによって誤審を防ぐ画期的な技術である。

 ただ、フランスでは12月のリーグ・アン第18節トロワ対アミアン、今月行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ準々決勝アミアン対パリ・サンジェルマン、アンジェ対モンペリエの計3試合で不具合が発生していた。これを受けて、LFPは一旦ゴールライン・テクノロジーの使用を停止したが、今回技術を提供していたGoalControl社との契約を正式に解除することを決定した。そして、2月初旬には新たに別の企業と契約し、再びゴールライン・テクノロジーを導入することも発表されている。