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PSGがディアラの獲得を発表。経験豊富なベテランの加入で守備はより強固に

 パリ・サンジェルマンは、かつてチェルシーやアーセナル、レアル・マドリードに所属したラサナ・ディアラをフリーで獲得したことを24日、正式に発表した。

 PSGを率いるウナイ・エメリ監督は、現在35歳のイタリア代表MFチアゴ・モッタの後釜が必要であるという考えから、かねてより守備的MFの獲得を要求していた。そこでターゲットになったのは、昨年12月にアラブ首長国連邦(UAE)のアル・ジャジーラとの契約を解消し、フリーとなっていたディアラだった。

 現在32歳の同選手は、イングランドでは結果を残せなかったものの、レアル・マドリードではタイトル獲得に貢献するなど活躍。今冬、マンチェスター・ユナイテッドも獲得を目指していたと言われているこの経験豊富なディアラは、PSGと2019年6月までの1年半の契約を結ぶことを選択した。また、背番号は19となったことを併せて発表されている。

 ちなみに、PSGはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を非常に気にしなければならない状況下にあるが、同選手はフリーであるため、全く影響がない。ディアラの獲得により、同クラブの守備はより強固なものとなった。