ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント、オーバメヤンがミーティング無断欠席。懲罰処分としてボルフスブルグ戦欠場

 
 ブンデスリーガ第18節ドルトムントはホームでヴォルフスブルグの試合は日本代表MF香川真司はフル出場も0‐0の引き分けに終わった。この試合にはエースであるFWピエール=エメリク・オーバメヤンの姿がベンチにも見られなかった。その理由は同選手が重要なミーティングを無断欠席したことからチームは懲罰処分としてベンチ外にしたことをドイツメディア『スカイ』が報じ、さらには15日クラブ公式サイトでも伝えた。

 指揮官のペーター・シュテーガー監督は「彼をメンバーに入れなかったのは、昨日の非常に重要なチームミーティングを欠席したためだ。ほかの選手は全員出席していた。まだ負傷している選手たちでさえ」と説明し、続けて「彼は試合を重要だと考えておらず、集中していないと判断した。ミーティングをすることは明確に伝えていた。それに参加したくないなら、この重要なタスクに集中している別の選手がプレーするしかない。彼はミーティングがあることを忘れていたようにほのめかしていたが、そういうわけではなかったことは誰もが知っている」とウィンターブレイク明けで気持ちの切り替えが出来ていなかったことを指摘した。

 そして指揮官は「私を知る人なら誰もが、報復的な処分をする人間でないことを知っている。ただし重要だと思えばそれなりの対処はする。彼も来週(15日からの週)にはチームに戻って来られる」と今回の処分は、ボルフスブルク戦だけであることを明言した。

 オーバメヤンは今年に入り3度目の規律違反を犯しミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)も「彼の頭の中がどうなっているのか分からない。今回は流石に我々も許容できない。金銭的な制裁も考えている」とこれまでにない重い処分を下すことを示唆した。