ローマのラジャ・ナインゴラン 写真提供:Getty Images
ローマのベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの謹慎が終了するようだ。10日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。大晦日に泥酔しその姿をライブ配信してしまった同選手には謹慎以外にも罰金が課されていた。
現在、リーグ戦5位のローマは決して好調とは言い難い。当初は首位争いに参加していたが、ここ3試合で勝ち点1しか獲得できていない。さらには、トリノに敗れイタリア杯もベスト16で敗退してしまった。宿敵であるラツィオにはリーグ戦で後塵を拝している。
不調のローマだが、同選手は1-2で敗れた6日の前節アタランタ戦に召集されなかった。エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督はこれが規律的な、倫理的な選択だったとしている。そして同監督はナインゴランの次節インテル戦先発を確約した。
インテルは首位のナポリに勝ち点9差をつけられ、イタリア杯の“ダービー”でもミランに負けるなど下がり調子である。しかし、実力のある選手たちがそろう強豪チームであることには間違いない。白熱する試合が予想されるだろう。
また、2月21日にローマはチャンピオンズリーグのベスト16シャフタール戦ファーストレグを控えている。調子をあげるためには同選手がチーム内にいることが絶対必要だろう。おそらくこの謹慎終了はそれをふまえてことなのではないだろうか。
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