ラ・リーガ セリエA

バルサFWデウロフェウ、インテルとナポリで争奪戦。選手代理人は近日中にミラノへ?

 バルセロナのFWジェラール・デウロフェウ獲得にセリエAで首位のナポリも接近。インテルと争奪戦の様相を呈している。10日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が同選手の移籍について報じた。

 フィリペ・コウチーニョの加入やウスマン・デレベレの復帰により、出場機会の激減が予想されるデウロフェウ。同選手が出場機会を求めてバルセロナを離れる可能性は非常に高く、9日には選手と代理人、そしてクラブが話し合いの場を持ったと伝えられている。

 デウロフェウに対しては、兼ねてよりインテルが獲得に動いていると言われており、近日中に移籍が成立するとの見方も強い。さらに選手の代理人がミラノにやって来るとの情報も流れている。

 しかし、バルセロナ側はデウロフェウの完全移籍を希望している一方、インテルは買い取りオプション付きのレンタル移籍を希望。両者間の交渉は難航している。その交渉に割って入る構えを見せているのがナポリだ。

 そのナポリは1800万ユーロ(約24億円)を用意し、完全移籍での獲得を検討しているとされるが、ボローニャFWシモーネ・ベルディにも興味を抱いていようだ。どちらの獲得を優先させるかは、最終的にはマウリッツィオ・サッリ監督の判断に委ねられるという。

 様々な思惑が絡み合う中で、デウロフェウの移籍はどう決着するのだろうか。