ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント天国から地獄へ…前半戦総括。指揮官交代で再浮上へ

FWアンドリー・ヤルモレンコ 写真提供:Getty Images

夏季契約選手たち
 ドルトムントのシーズンが象徴するように、この夏にやってきた選手達の状況も少しばかり複雑となった。FWマクシミリアン・フィリップは明らかな成功を収めたが、残念ながら第14節のバイエル・レバークーゼン戦で重傷を負い、活躍期間は中断された。それ以前には6ゴール、2アシストで大きな印象を残している。

 DFエメル・トプラクは8試合先発で出場してきたが、ボス監督が最善の守備3人を見つけようといじくりまわすうちに、少しリズムが崩れてしまったようだ。FWアンドリー・ヤルモレンコはウクライナのディナモ・キエフからやって来て、デンベレの後継として活躍した。3ゴール、3アシストで貢献している。

 DFダン=アクセル・ザガドゥは、シーズン初めのドルトムント負傷危機をカバーするために難しい状況で投入されて活躍した。6度の先発出場で、ハノーファー戦でも得点を決めるが、同じ試合で退場ともなった。MFマフムード・ダフードは、ここまでで先発は4度に留まり、従って有望な動きを示しているものの大きな躍進はできずにいる。

 DFジェレミー・トリアンは左サイドのディフェンスにて9度先発となるも、そこまで注目されてきてはいない。また、17歳のMFジェイドン・サンチョは、フランクフルト戦とバイエルン戦で合計16分しかプレーしなかった。

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