その他 高校サッカー

前橋育英山田監督、会見で6得点より大会初失点を悔やむ「私も悔しいが選手たちの方がもっと悔しいだろう」

 第96回全国高校サッカー選手権大会準決勝、上田西高等学校(長野)対前橋育英高等学校の試合が6日埼玉スタジアム2〇〇2で行われた。試合は前橋育英が6-1で快勝も指揮官の山田耕介監督は今大会予選から続く7試合連続無失点の記録が破られたことに悔しさを露わにした。

 山田監督は「昨年の決勝(0-5)で敗れてももう一回戻って来ようと1年間選手を含め思いながらやってきました。次の決勝ではその1年間の思いを込めて戦いたいと思います」と語り「先制点があの時間に入ってよかった。あれがなかったら焦りが出始め(スコアレスで)ズルズルいかれていかれてしまったと思う」とCKでの先制点がキーポイントだったと語った。

 そして失点のことを聞かれると「前半シュートはこれだけだったと思うんですけど…いやー悔しいですねー。選手達はもっと悔しいと思います」と失点の悔しさを露わにした。「トランジション(攻守の切り替え)がものすごい重要なチームなんだけどあそこで交わされちゃったのが痛かったです」と失点を振りかえった。

 素子て最後に「2017年の始まりに青森山田に0-5で負けてずっとその悔しさをバネに1年間やってきてようやくその悔しさを晴らせる決勝の舞台に立つことが出来た。明日ゆっくり休んで1年間の思いを込めて決勝戦に臨みたいと思います」と語り会場を後にした。

 注目の決勝は8日埼玉スタジアム2〇〇2で14:05キックオフだ。全国総体王者、流経大柏の意地か昨年の悔しさバネに初優勝を狙う前橋育英の夢か勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。