ラ・リーガ バルセロナ

リバプール、ナイキに対して法的措置。コウチーニョのバルセロナ移籍問題に関して

 リバプールはDFとして史上最高額の移籍金を払いサウサンプストンからオランダ代表DFのフィルジル・ファン・ダイクを獲得し大きな話題となっている。そして同クラブが移籍市場でさらなる注目を集める可能性が出てきた。1日、英紙『ザ・サン』、『ザ・インディペンデント』など多数メディアが報じている。

 かねてよりバルセロナがリバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ獲得を目指していることは報道されていた。しかし昨年の大晦日にバルセロナの公式サプライヤーであるナイキが公式サイトでブラジル代表MFのフィリップ・コウチーニョのバルセロナ移籍を“誤って”発表してしまった。

 この発表というのが同社の公式サイトでの同選手の名前入りユニフォームを販売するための宣伝文句であり、リバプール側が激怒。ナイキにたいして法的措置をとると噂されている。

 リバプールがコウチーニョの代わりとしてウェスト・ハムのMFマヌエル・ランシニをリストアップしているとの報道もある。そして1日のバーンリー戦にコウチーニョが欠場したことからナイキ発表が“誤報”ではなく“フライング”だったのではとの報道もある。

 しかしこの欠場はレスター戦での負傷が原因であり、クロップ監督が同選手の移籍の可能性を幾度となく否定している。どちらにせよ同選手に関してのこの2クラブの動向はさらなる注目を集めることになりそうだ。