ユベントスの守護神ジャンルイジ・ブッフォンは、今後のキャリアについて強い思いを抱いているようだ。29日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、このベテランGKのコメントを伝えている。
ロシア・ワールドカップの切符を逃し、代表引退を公言していたブッフォン。ユベントスにおいても、今季チャンピオンズリーグで優勝した場合だけ、FIFAクラブ・ワールドカップのために現役を続けると、考えを明かしていた。
しかし、その後も現役続行への思いは強く、ユーロ2020への出場も「必要とされている限りは」というように否定はしていない。
現役続行について、ドイツ紙『デア・シュピーゲル』で改めて現在の思いを打ち明けたブッフォンは「非常に高い確率で辞めるだろう。もう40歳だ。他の選手達にスペースを与えなければいけないと感じている」と、後継者に道を譲る意思を示している。
それでもブッフォンは、ユベントスやイタリア代表にまだまだ貢献できると感じているようだ。
「もし辞めなければ、その他の選手達の成長を妨げることは分かっている。それは私も望んでいない。とはいえ、ユーベと代表でプレーすることは可能だ。私自身、クラブや代表に仕える戦士のように感じているからね」
さらに、長年に渡りユベントスとイタリア代表を支えてきた守護神は「もしGKが必要なら、私はずっとプレーするだろうね。例え80歳だったとしてもね」
ブッフォンがゴールマウスを守る姿を、できるだけ長く見ていたいというファンは、決して少なくないだろう。
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