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ドルトムント、リバプールMFエムレ・ジャン獲得へ。ユーべとの一騎打ちに

 ドルトムントのスポーツディレクター(SD)ミヒャエル・ツォルク氏が、リバプール所属のドイツ代表MFエムレ・ジャンへの獲得へ動いていると19日、英メディア『90min』が伝えた。

 今シーズンで契約満了となるジャンは、リバプールから提示された金額に納得せず他クラブとの交渉を選ぶとされている。そんなジャンには、以前からユベントスが関心を寄せているとの報道が流れていた。ユベントスCEOジュゼッペ・マロッタは、「彼が、多くのクラブから関心を集めていることは知っている。我々は、状況を追跡しなければならない」と獲得に積極的であることを明言した。高年齢化が進む中盤の若返りを図りたいという思惑が強いとみられる。

 一方ツォルクは「彼は、ヨーロッパの非常に大きなチームにいる優秀な選手」とドイツTV局『スカイ・ドイツ』で選手への関心を匂わせたようだ。

 こういった他クラブからの移籍の話についてジャンは、「今は、シーズンに集中して代理人に任せる」と所属チームでの契約を全うする考えを示している。移籍解禁日まであとわずか、彼の動向にも注目だ。