東アジアE-1サッカー選手権、日本代表対韓国代表の試合が16日に行われた。
2試合を終えて2勝と首位につける日本は、引き分け以上でE-1サッカー選手権の優勝が決まる。一方韓国は勝利が優勝への絶対条件となっており、厳しい状況に置かれている。
試合開始直後の3分、いきなり試合が動く。ペナルティエリア内で伊東純也がチャン・ヒョンスに倒され日本がPKを獲得する。キッカーの小林悠がこれを冷静に沈め1-0。日本が優勝に大きく近づく先制点の奪取に成功する。
その後は、韓国に攻められ続ける。7分にキム・シヌクがペナルティエリア中央でキープしてシュート。11分には、右サイドのFKから、ニアサイドの低いクロスにキム・シヌクがヘディングで合わせるも、GK中村航輔がセーブ。
そして13分左サイドのクロスにキム・シヌクがヘディングで合わせゴール左に決まり韓国が同点に追いついた。19分には、またキム・シヌクにゴールを脅かされなかなか彼を止められない。
さらに、23分にはゴール右のFKからチョン・ウヨンが直接決め韓国に逆転を許してしまう。これだけでは終わらない韓国は、さらに攻める。35分イ・ジェソンからのパスをペナルティーエリア内左で受けたキム・シヌクがGK中村と1対1の状況を作り出す。これを冷静に左足で流し込み追加点を挙げる。1‐3となり日本は劣勢になる。日本は中盤でボールをキープ出来ず攻めることが出来ない。そんな中、柏レイソルFW伊藤純也の動きが際立っていた。
そのまま、前半は終了し韓国がシュート10本、枠内5本。日本がシュート3本枠内2本と韓国攻め込まれた前半になった。
後半は、韓国もペース。8分にキム・ミヌがゴール左からミドルシュート。DFに当たってコースが変わるもGK中村がセーブ。19分には、チョン・ウヨンの強烈なミドルシュートを放つも、ゴールの僅か左に逸れる。
そして、25分日本にとって痛い失点を与えてしまう。右サイドからのFKのボールを小林がクリアボールがゴールに吸い込まれ韓国に追加点を与えてしまった。
日本は、26分に川又を投入し真ん中に配置。クロスを上げ合わせようとするも、そこまで届かず。攻撃の糸口を掴めない。その後、日本代表は得点を奪えず試合は1‐4で終了した。
勝った韓国が優勝。なお、同大会2連覇を果たした。日本代表は、国内組だけで挑んだ大会だったが2018ロシアワールドカップに向けて不安を残す試合となった。
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