レアルマドリードのFWガレス・ベイルとジネディーヌ・ジダン監督らがそろってビデオ・アシスタント・レフリー(VAR)の必要性に疑問を呈している。
現在、行われているFIFAクラブワールドカップに参戦しているレアルマドリードは、日本時間14日深夜に行われた開催国王者アルジャジーラと対戦した。この試合では、マドリードのブラジル代表MFカゼミロのゴールとアルジャジーラMFムバラク・ブスファのゴールがVARによりゴールが取り消しとなる事態となった。
その試合終了後、ベイルはインタビューで「正直言ってVARは嫌いだ。フットボールにはそれがない方がいいだろうが、あくまでも僕の考えだ」とVARに対して不満を呈した。
また、ジダン監督も「VRAのために4分も待たされた。それは楽しいものではなかった」としVARにかかる時間に対し不満を述べた。さらに、スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスも「VARは、もっと改善しなければならない」とし、課題が残る結果となった。
来シーズンからリーガエスパニョーラでの導入が決まっているが、VARのさらなる改善とサッカー関係者たちへの説得がない限りこの論争が沈下することはないだろう。
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